海を見るたび思うこと
熱海の初島に行ってきた。
初島に行くには、熱海港から出ている船に乗る。片道30分くらいだ。
熱海港から初島がけっこう近くに見えるのに、なかなかのスピードを出している船でも30分もかかる。結構遠い。
船の上に出ると、カモメが寄ってきて飛んでいた。お客さんがお菓子を与えるからだ。
船には「与えるな」と書いてあるけど。
昔の人が、日本と呼ばれるこの島に初めて船で来たときも、エサをチラつかせるとカモメが寄って来たのだろうか。
現代の動力源がついたこの船で、熱海港から初島に行くだけで30分もかかるのに、本当に昔の人は大陸から移動してきたのか。
どうやって来たのか。
何人で来たのか。
全く、想像もつかない。
海を見るたびいつも思うのは、大昔のこと。
海が無い埼玉県民だからこそ、いちいち思うことなのかもしれない。
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